西木紳悟 ローラーフィギュアスケーター
今秋の仁川アジア大会(韓国)では、
4年前の広州大会(中国)で採用された新競技のうち、
ローラースポーツとダンススポーツがわずか1大会で姿を消した。
大会の肥大化を懸念するアジア・オリンピック評議会の意向だが、
選手にとっては落胆も大きい。
広州大会ローラースポーツ男子フィギュア金メダルの
西木(にしき)紳悟(26)=コンドーク=もその一人。
「結果を出して注目を集めれば競技の発展につながる」と、
諦めずに現役を続けている。
ローラーフィギュアは、4輪のローラースケートを用い
氷ではなく床の上を舞う競技。若者を中心に欧州で人気があり、
アイスショーならぬローラースケートショーもあるが、
日本の競技人口は100人程度と普及していない。
現役選手で唯一、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を
跳ぶことで知られる西木。
徳島文理大学4年で出た広州大会でアジア王者になったが、
今大会は連覇挑戦の機会を奪われた。
「見る立場になり、いかに大きな大会だったかと驚いた。
出たかった」と振り返る。
卒業後就職したが、競技との両立ができずに退職。
ローラースケート場がある故郷の徳島で早朝から
アルバイトを掛け持ちし、夜を練習時間に充てる。
アルバイト資金を元に海外遠征し、
イタリア人コーチに巡り合った。
「仕事を辞めてまで続けたスケート。
上を目指さないといけない」。
人脈づくりを重ね、
国内では得られなかったスポンサーまでイタリアで獲得した。
くしくも仁川アジア大会と日程が重なった
世界選手権(スペイン)で6位に入り、
イタリアとブラジル勢が占めた表彰台まで
あと一歩に迫った。
「五輪やアジア大会の競技になればうれしいけど、
今は自分の力でメダルを取って存在感を示したい」。
自ら操るローラーで、事態の“好転”を目指す。
毎日新聞【芳賀竜也】
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